【終身雇用の原点】
仕事・人間関係を108倍楽にするカウンセラー、キャバレー社長です。
本日のテーマは
【終身雇用の原点】
以前のブログで書いてきたように私は終身雇用</strong>とか全然興味がなく、ずっと一つの会社に縛られて働く事はゾッとするタイプだったのですが、ある調査によると新卒の学生の半分以上が終身雇用と年功序列を望んでいるそうです。
終身雇用ってのはいつから始まったのか。明治初期ぐらいまでは大半の人が終身農民、雇用って概念が出てくるのが明治末~大正にかけて。で終身雇用はどこからかなって調べてみると
1939年(昭和14年)に制定された「国家総動員法」で株主や役員の力が剥奪され、国のコントロールのもと、とにかく生産力をあげるために企業という共同体に国民を縛り付けておくひとつの手段として始まったことに原点があるようです。
この「国家総動員法」はソ連の「計画経済」をパクったもので、国が経済発展を計画的に進めて、国民は国が規制をする企業に身を投じて一生涯同じ仕事をすることであり、1939年という日中戦争が始まって泥沼化している時代で、2年後には太平洋戦争が始まるという時代背景もあり、国が国民をコントロールする必要があったんですね。
「国家総動員法」は戦後に廃止されますが、この仕組みは日本人にフィットしたらしく終身雇用は多数の会社で採用されます。戦後社会主義国で経済が伸び悩む中、高度経済発展した日本が1980年代には世界で最も成功した社会主義と揶揄された所以です。
(1980年代にはソ連、中国の高官が日本の仕組みを参考にしようと多数来日しています)
こんな感じで始まった終身雇用ですが、経済が発展していくことが前提になっているので現在は崩壊してます。
崩壊しているにも関わらず大卒者の半数以上が望んでいる!?
不思議な世の中ですねぇ。
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